香り良い漢方生薬を小さく刻んで調合したものを一般的に『御焼香』といいます。
漢方生薬の主なものには、香木の「白檀・丁子・桂皮・山奈・かっ香・甘松・大茴香・竜脳・沈香」があります。
これらを細かく刻んで混ぜ合わせ、その組み合わせにより五種香・七種香・十種香等となります。
御焼香はお線香のようにそれ自身燃焼することはありません。
香りは濃厚ですので、遠火で少なめにお使いください。
ご使用方法は、
①専用の香炉灰を入れた香炉を用意します。
②その灰の上に着火した香炭を置きます。
③着火した部分に御焼香を乗せます。
※五種香